ガイデス闘技場2リーグ戦 大反省会
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こんにちは、キセノンです。ガイデス闘技場2のリーグ戦、お疲れ様でした。
今までのリーグ戦では、開催期間中の比較的早い段階で「このまま対戦を繰り返せば4連勝や5連勝も十分可能だろう」という手応えのブックを作ることができていたのですが、ガイデス闘技場2に関しては最後まで全く要領がつかめず、結果もダメダメでした。ガイデス1やシーダモについては、リアルの都合で対戦数を稼ぐことが難しかったので仕方ないにしても、今期に関しては十分に時間を確保できたのにこのザマなので、非常に悔やまれます。
最終的な勝率だけを見ると一見そこまで悪くはないという数字ですが、上位の人たちはそれよりもはるかに高い勝率を叩き出しており、マップ理解度・立ち回り・構築等で差をつけられていることは明らかです。また、負けた試合については4位率が非常に高くなっており、終盤の競り合いにも全く絡めずに負けている(足勝負や手番の巡り合わせで負けたと言い訳できない)試合が多いと考えられます。どちらかというと偶発的に拾えた試合の方が多く、ブックや立ち回りの完成度・環境適合度はずっと低いままだったように思います。
そこで、自分の反省のために、自分がリーグ期間中に使ったブックと、その時の思考を振り返っていきたいと思います。
時計回りで歩くと、城から最初の砦に4歩で到達でき、その後すぐにリコールで周回達成できるという異常なマップです。また、シャドウリープやマウンテンリープで砦横の火属性土地に飛び、すぐに城に戻って周回することもできます。スペルを使わず普通に歩く場合にも、いち早く砦ボーナスを手に入れて資金繰りが楽になるメリットが大きいです。とにかく、時計回りに歩く動機が非常に強く、それを自然に行える火属性か風属性を選択するのが素直なところでしょう。
ただ、リコールが絡めば非常に早く周回できるものの、たとえリコールがなくても、1周16歩というかなり短いマップであり、普通に歩いても周回ボーナスがどんどん入ってきます。そのため、最初の砦までの現金不足をどうにかできるのであれば、反時計回りルートも十分選択肢に入ってくるでしょう。結局、自分は最後まで火属性か風属性しか使わずじまいだったのですが、水属性や地属性を使って反時計回りに歩き、がら空きの土地を悠々と抑えに行く、というアプローチを一度も試すことなく、期間終了を迎えてしまったのは良くなかったです。時計回りルートは、たとえ属性が被っていなくても、大混雑になることがほぼ確実ですが、反時計回りルートは、競合が全くいない可能性もそれなりに期待できそうですし、その頻度がそれなりに高ければ、多少の周回速度の差を補って余りあるアドバンテージになっていたかもしれません。
また、時計回りに歩いてリコールを使うという選択をするセプターが多い以上、右半分の土地をめぐる争いが重要になること自体はある程度予想していたのですが、自分の当初の想定から大きく外れていた点としては、その争いにしっかり参加できる構成でないと、終盤全く勝負にならない程度には重要性が高かった、という点が挙げられます。
自分の事前予想では、土地数だけを見るとそこそこ広めのマップであり、また分岐もないため、狙った土地を落としにいくのは他のマップに比べても特に難しく、出遅れた場合の妨害はスペルを中心にすべきだ、と考えていました。実際、左半分の土地を伸ばされた場合に、リコールなしで積極的に歩きに行って戦闘を仕掛ける動きは、大きく周回が遅れてしまうため現実的ではなく、妨害をスペル中心にするという考え方自体はそこまで間違ってはいないと思います。(そもそも、本当に妨害を積むべきか? という議論は別にありますが、少なくとも時計回りリコールをするブックにおいて、妨害を積むとしたらスペルを中心にするべき、という点は同意していただけるかなと思います)
しかし、それに引きずられて、クリーチャー戦はある程度手を抜いていいという認識になってしまったのが間違いでした。具体的には、最初のゲーム開始時の手番で3〜4番手になると、非常に土地確保が難しくなる(特に、時計回り属性を使う場合)という問題があり、この点を解決できるギミック(例えば、偶発的に踏んだレベル1土地を落とす方法)を必ず用意しておくべきでした。通常のマップであれば、手番が後手番になった場合であっても、先手番とは別の分岐や別の方角を歩いたりして、初動の土地を確保することができますが、このマップは分岐のない一本道であり、かつ、無策で反時計回りに歩くのは自殺行為であるという性質があります。このため、後手番セプターは、先手番セプターの領地に止まってしまうダイスが出たとしても、その後の空き地ダイスに賭けて時計回りに歩くしかない、という試合展開が多くなります。さらに、その後も分岐は存在しないので、後手番セプターは、先手番セプターがクリーチャーを配置していった後の土地をそのまま歩いていくことになり、空き地ダイスが出る確率が低い状態が延々と続くことになります。
初動で失敗してしまうと、その後に逆転するには、戦闘を仕掛けるか、スペルで遅延させるしかありません。戦闘であれば勝てば土地を確保できるのでまだ良いのですが、スペルによる妨害はそれだけでは自分の土地が伸びず、総魔力を伸ばすのが難しくなり、結局第三者に追い抜かれ、勝ちはどんどん遠のいていきます。考えなしにメテオやイビルブラストばかり入れても勝てないよ、というのは初心者向け記事で書かれるような基本的なことなのですが、見事にその初心者の思考にはまってしまっていたように思います。このマップはスペルによる妨害を重視するべきだという自らの固定観念にとらわれてしまい、自分の土地を確保するためのギミックがおろそかになっていたわけです。
リーグ戦が始まり、最初の方に使っていたブックはこんな感じでした。時計回りに歩きながら、グレートフォシル、ミルメコレオ、ソン=ギョウジャといった安くて守れるクリーチャーを多く配置し、連鎖を維持して早く逃げ切る構成が強いと考え、これらを中心にした形です。また、イビルブラストやレベルダウン系のスペル等を多めに入れることにより、上振れたセプターが簡単に走り逃げをすることを許さない構成としていました。
しかし、自分でも採用していたイビルブラストに弱く、提示されると増資や達成が止まってしまうシーンが多いのが問題でした。また、既に確保された土地を後からこじ開ける方法がほとんど用意されておらず、土地を確保できないでゲームから脱落してしまう場面も多かったです。さらに、ホーリーラマ等をレベル1侵略から守るピースでブックの枚数を取られてしまい、手順を進めるカード(地変スペル等)の枚数が少なくなっていたことも問題です。実戦では地変を撃つタイミングがあまりなく必要性をそこまで感じていなかったのですが、土地を取れていないから地変が撃てないという負のスパイラルに陥っていただけかもしれません。ホーリーラマやHW8を使って空き地を確保すれば最低限の連鎖は確保できるかなと思っていたのですが、時計回りルートはあっという間に土地が埋まってしまい、そんな悠長なやり方では間に合わない試合が多かったです。
なんとかこのアプローチで勝てるようにならないか、と細かいカード入れ替えを色々試したのですが、根本的な問題は解決できず、コンセプトを棄却できないまま試合数を重ねてしまいました。敗因は、スペル妨害環境であるにもかかわらず、数枚の対策カードではケアできないほどイビルブラストに弱すぎるクリーチャー構成であったこと、およびレベル1侵略を軽視した形に固執してしまったことだと思います。
次に使ったのは焼きブックです。たこやきさんのリカドの村用のブックをそのまま使用させていただきました。
この段階では、まだ真の敗因が土地取りギミックの不足であることに気付いておらず、相手への妨害を増やせばチャンスが増える、と短絡的に考えてしまっていたところがあると思います。
構築に関しては、プレイ難易度が非常に高く、また、地ブックにジャッカロープ・グリマルキンに加えてオドラデクまで採用している人も複数いて、止めきれずに負けてしまう試合が多かったです。ただ、環境的に合っていなかったというだけで、構築の完成度は素晴らしいと思います。いつかもっと理解度を高めて、他の環境でもぜひ使ってみたいと思わせるブックでした。
ここまでの反省点を踏まえ、リーグ終盤に使っていたのがこんなブックです。走り勝ちをベースとしながら、しっかりとレベル1を叩けるようなATを確保し、なおかつ妨害スペルも複数積んだ形です。クインテッセンス・メテオ・カルドラによる挟み込み、テレキネシス+コンジャラーによる強奪ギミックなども仕込んでいます。
この形にしてから勝負に絡める試合は増えたように思いますが、あまり対戦数をこなせないままリーグ期間が終了してしまい、このアプローチが正解だったのかは今もよくわかりません。
個別具体的な試合・環境について、あの時こうすればよかったと考えるのは簡単ですが、どうせなら一段抽象化して、他のマップ等でも活かせるより一般的な知見を引き出したいものです。
今回のガイデス闘技場2に関して言えば、「一見逆張りなコンセプトもとりあえず試せ」「序盤に歩く方向の選択肢が少ない環境では、レベル1奪取ギミックの重要性が一段と高まる」「リコール等で人通りが環境的に制限される場合、空中戦と地上戦は一体であるべき」といったところでしょうか。(それぐらいしか思いつかなかった・・・)
「もう二度とこんなクソマップで対戦しねえよ」などと思わずに、さまざまなマップでの実戦を通して、真剣に勝つための方法を考えていけば、他のいわゆる人気マップでの戦いにも活かせるかもしれません。今後のリーグ戦でもそんな営みを進めていきたいです。次は勝つぞ!
春村3日前
どういう事を考えながらゲームをしていたのかよく伝わってくる良記事
応援してまっす