その8,000G、本当に帰れますか? ートップランナーと考える「帰還する知」-
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前回の基調講演においては、「城への帰り道を描く力 ー「帰還する知」で防ぐ城帰還困難症ー」という演題で、城還一先生に貴重な講演をいただきました。
今回は、「帰還する知」を実践知から検討を重ねられている、キセノンさんとPamelaさんをお招きし、ディスカッションを実施いたしました。ファシリテーターは引き続きひでちゃんが務めます。
カルドセプト・プレシーズンリーグ(ロータリー)優勝を機に、いままさに注目を集めている気鋭の実践家です。著書『のーぶるがす』では、ポケモンダブルバトルに関する知見を広く共有するほか、カルドセプトの普及・啓発にも取り組んでいます。
専門領域は、対戦ゲームにおける戦略構築および実戦的意思決定です。
趣味は、双眼鏡収集です。
ポケモンにおける対戦レギュレーション「トリプルバトル」を専門領域とし、同分野における豊富な実戦経験と高い知名度を有しています。著書『パメラのパラメ(配分)とか書くとこ』は、今日なお読み継がれる古典的名著として知られています。
近年はカルドセプト領域にも活躍の場を広げ、Twitchでの対戦配信を通じて、プレイ技術や知見の共有およびゲームの普及・啓発に積極的に取り組んでいます。
なお、ゴーヤを苦手とすることでも知られています。
(Pamela)
戦闘が起きづらいロータリーではスペルの大半を足とドローにして、誰よりも真っ先に目標魔力と城に近づく本を使い続けてました、ロータリーサーキットレーサーです。
(キセノン)
2周目周回ボーナスをもらってすぐレベル5を作り、残りの土地と合わせて53221形を作って、3周目周回ボーナスをもらった瞬間にゴールするのが、城帰還学的には理想と考えています。
ただ、ドレインマジックをまともに被弾すると1周追加する羽目になることが多く、城帰還上かなり不利です。
スペルを唱えるための資金は比較的捻出しやすいマップなため、走行中にドレインマジックを被弾しないためにも、リコールは特に強力です。
(Pamela)
早上がりを目指そうとする同じ考えの方も多かったので干渉札にはセフトを多投、帰りの切符を強奪し使用するプレイで何度も上がりました。自分の場合、セフトでリコールを取り上げられた相手が更に城に帰れないようにクイックサンドも併用していました。
これにより城までのレースに出遅れた場合でも追いつく場合があり自分の一番好きな上がり方です🐈⬛
(キセノン)
また、フライ等の足スペルを多投しておくと、2周目ボーナス+砦ボーナスを、即座にレベル5増資に回せる可能性を増やせます。リコールを引けなかったり、セフトでリコールを奪われたりしても、ドレインマジックを回避できる可能性が増えるのが素晴らしいです。
逆に、リコールが山札に眠ったままであれば、終盤の弾き撃ちで勝てる可能性が高まっているともいえます。
他にも、3周する直前に達成形を崩されたとしても、足で強引に回ってさらに増資し、即座にリコール使用で勝つというやり方も取れるので、その点でも足多投+リコールは優れていると思います。
(ひでちゃん)
城への帰還だけでなく、達成までの道筋について、具体的にご議論いただきありがとうございました。
基本的なインフラとして搭載されるホーリーワード8だけでなく、フライやリコールなどの足スペルを厚めに加えて、周回と増資を進め、早めのゴールを目指すという点は共通しているものと受け止めました。
その中で、キセノンさんには、足の多投とリコールの組み合わせでドレインマジックを受ける隙を減らす利点と、3周目のボーナスという具体的な上がりの目安をお示しいただきました。一方、Pamelaさんには、セフト+クイックサンドで相手の帰還を遅らせつつ、自分の帰還手段も確保する方法をご紹介いただきました。
同じ「城へのレース」でも、速度の確保や逆転への備えに、それぞれの城帰還学の専門性が表れており、大変勉強になりました。
(ひでちゃん)
古書館における、「帰還する知」の考えを教えていただけますでしょうか。
(キセノン)
古書館は、走行中のセプターによる衝突事故が多発するマップです。
土地を確保する、あるいは守り切ることがまず困難で、城に帰還する以前に克服すべき症状が多くあります。
このため、城帰還の速度を極端に意識しすぎるよりも、連鎖を確実に確保・維持するための処方が優先されると考えています。
(Pamela)
同じ意見です。踏みや戦闘が自他ともに多発し、達成から城帰還までの流れが構築段階で不明瞭すぎます。
そのため、ロータリーのブック形から、上がりの手順を高速化させる為の足をいくらか土地防衛や通行料関連のカードに置き換え、上げて、踏ます。シンプルな勝ち筋を追求できるようにしていました。
ただし、実際に踏んでもらっても城帰還困難症に唐突に罹患することが、よくあるのでリコール1枚採用が気に入ってます。
エスケープやシャドウリープも終盤わずかな空き地確保に加えて城帰還時には方向転換できて1枚入れるといい感じでした。
(キセノン)
パメラ先生のおっしゃるように、土地を確保しながら城帰還にも使えるカードとして、エスケープやシャドウリープの処方が比較的現実的と思われます。
他にも、偶発的な踏みが発生した場合に漁夫の利を得る手段として、ドレインマジックやカルドラの投与も選択肢に入るかと思われます。
得た現金を増資に回せば、位置関係次第で、通行料を得たセプターよりも、城帰還において有利になる可能性があります。
ドリームテレインも多く処方されているようですが、HWスペルとの共存が難しいため、大量の通行料収入を他のセプターに与えてそのまま勝たせてしまうという副作用も懸念され、今後さらなる研究が必要と考えています。
(ひでちゃん)
古書館では、帰還の速さを追求する前に、まず連鎖を確保・維持したうえで、勝ち筋を整えることが重要、という違いを理解しました。
そのため、ロータリーで多投された足スペルの一部を土地防衛や通行料関連のカードに置き換えつつ、リコールで帰還手段を残すこと。また、ロータリーではあまり検討されなかったエスケープやシャドウリープのように、土地確保と帰還の両方に使えるカードも有力そうですね。
また、他者の通行料収入をドレインマジックやカルドラで自分の増資につなげれば、位置関係次第で先に帰還できる、という視点も参考になりました。
ロータリーでは周回と増資を速めて達成・帰還を狙い、古書館では土地の確保と防衛を優先し、通行料の動きも利用して勝機をつかむ。同じ「城への帰還」でも、マップによって、そこに至る道筋と必要な処方が変わることがよく分かりました。
お二人の先生、具体的な処方から副作用まで、ご解説いただきありがとうございました。
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