カルドセプトにはランクが必要である
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今回の記事は大真面目です。そして長い上に熱量が高めですご注意ください。
昨今、様々な意見がXなどで飛びかっている中、私美影が野次馬の如く眺めていたときに思い浮かんだことです。
最近のゲームはだいたいランクやレートなど、実力が表記されるシステムが必ずと言っていいほど存在しています。
古くから名を馳せているMTGや遊戯王などのカードゲームも、オンラインではランク対戦が備わっています。
そして、なぜランクやレートなど実力が表記されるシステムが今のカルドセプトに必要なのかを説明していきたいと思います。
カルドセプトビギンズではランクみたいなものが搭載されてはいるが、その実態はマラソンシステムであり実力に比例したものではない。早いか遅いかの差である。
カルドセプト自体、何十年も歴史があるものなので現状そこまでプレイをしていなくても上手い人はごまんと存在するのだ。
そんな中、カルドセプトビギンズのオンラインにしろカルドセプト部のリーグにしろ、実力が天と地ほど離れている人達が集まる混沌とした対戦が行われるだけである。
上級者は「なぜこんなプレイを?」と思い、初心者は「何もできずにゲームが終わるぐらいなら」というどちらも思いどおりになることもなく不満が募るばかりの対戦を続けられることだろう。
普通は実力が似ている人達で対戦するのが健全であるはず。
子供達が遊ぶ想定の公園で真剣を抜き、チャンバラをしている大人など不必要だし邪魔なだけである。
お互い自分が楽しめる場所を選べていないのだ。不健全すぎないか。
上級者だって、初心者相手に気を使ってプレイするより同格の相手とお互い頷きながらヒリつく対戦を楽しみたいはずだ。
初心者は自分と同じような人がいると安心してプレイできるだろうし楽しめるはず。
その人の実力に応じた戦場を用意しないといけない。そのためにランクやレートなどが必要なのではないだろうか。
歴史があるMTGというカードゲームにもコマンダー(統率者戦)というカルドセプトみたいに4人戦のバトルロイヤル式がある。
その4人戦でもカルドセプトみたいな論争があり、下の記事には「他者が期待するゲーム体験」を「破綻させるプレイ」について語っている。
外部リンク : note(ノート)コマンダー(統率者戦)の「破綻させるプレイ」を考える|彼(鍵)カルドセプトにも通ずる部分が多いので読んでもらいたいのだが、結局この問題は上級者の卓に紛れてしまった初心者という構図なのではないだろうか。
MTGはカードゲームなので目の前の人に話し合うとか相談するとか出来るかもしれないが、現状カルドセプトはオンライン対戦が主流なので対戦中にコミュニケーションの取りようもない。
このような食い違いが起こらないよう最初から部屋を分けておく必要があると思う。
部屋を分けた際の欠点は、上級者の対戦できるまでのマッチングする時間がかかること。
もし、ランクによる部屋分けがされたとき一番影響がでるのはオンライン対戦をするハードルが低くなることだと思う。
いきなり上手い人達の中で戦うより、自分と同じぐらいならとりあえず対戦してみようかとなるんじゃないだろうか。
また、ランクという目標をゲーム側から提供できるのもよい。
”ブロンズ”になれたから次は”シルバー”を目指そう。前期は”ダイヤモンド”だったから今期は”マスター”になる!といったその人に合った壁をランクというシステムで提供できるのだ。
現在のカルドセプトでは、あべのハルカスや東京タワーみたいにとてつもない高さの壁をいきなり目の前に叩きつけられてしまうのである。それを乗り越えるのはかなりの根性がなければ続けられないだろう。
また、上達に関してもランクは役立ってくれる。
自分は様々なゲームをプレイしてきたが、必ずと言っていいほど初心者と上級者ではゲーム速度が違う。
初心者ほどゆっくりになり、ランクが上がれば上がるほど速度が増していくグラデーションが見られる。そのため、そのランク帯で流行りの戦法や戦術などが現れてくるのだ。(イビルブラストや多量のシャッターなど)
だが、これが必要不可欠なのではないかと思う。
仮にブロンズというランクで対戦をしていてシルバーに昇格したとし、次に対戦した時はシルバーの方々とマッチして環境が変わるのだ。
今までブロンズで通じていた戦法などが効かなくなる。なぜならシルバーの方々はブロンズ達を対策して勝ってきたからだ。
そこからしばらくはランクが停滞するかもしれない。でも少しずつ環境に慣れて、それに応じた戦略を練る。これが成長へと繋がり、徐々に上級者たちの速度などに追い付いてくるのだ。
前述したように、初心者にいきなり高い壁を登らせず緩やかな階段と壁を用意できるのもランクならではの方法だと思う。
常識や流行というのは時の流れによって変化するが、ゲームでは初心者と上級者での話題が全くもって違う。
平成初期世代と平成後半世代のように同じ平成ではあるものの、ファミコンや64などの昔のゲーム機の話など通じない。これはカルドセプトでも起こるのだ。
こうなるのである。
話題とは、同じ視点や共通できる部分があるものでしか発生しないもの。初心者は初心者同士のほうが話は通じるのだ。
同じ初心者なら体験している部分が共感できて話しやすい。相手が初心者の人だと一目で分かるランクなどがあれば、Xでリプなどしやすくなるのではないだろうか。
しかし、現在のカルドセプトでは初心者がどのぐらいの人を指すかもわからない。
ストーリーをクリアしたら初心者卒業?オンラインで対戦したら中級者?10年カルドセプトをしたら上級者?どこからどこまでのことを指すのか全く分からない。
そしてこれに困るのが初心者の皆さんだろう。
質問するにしても自分の立ち位置さえ不透明ではどう言葉を選んだらよいのか考えてしまうのは如何なものか。もっと気軽に発信してほしいのに。
また、対戦を誘うときにも困ることが起きる。
多人数戦のゲームだと実力による差が顕著に出てしまうこともあり、ゲーム内容が変わってはレイドボスを討伐するようなことにもなる。それが空気を悪くしてしまったりと前述で語ったゲーム体験が著しく貧しいものとなってしまう。
ハンデをつけるとかそんな面倒なことを考えるぐらいなら、最初から限定すればいいし、同じランク帯なら今後も関係が続くのではないだろうか。
とある配信者のDiscordではゲームの募集でこう言っていた。
「ブロンズ~シルバーまでの方で2人募集してます。一緒にしませんかー?」、と。
この方が参加する側も問題なくできそうだし、誘う側も問題が起きなさそうでよい。気軽に楽しく対戦できるためにもランクという一目でわかる何かが欲しいものだ。
これは先ほどの話の延長だが、現在開かれている大会がどのぐらいの実力者を集めたいのかが分かり辛いのだ。
今のところ「誰でも参加可能でーす」と初心者でも参加しやすいように声をかけてはいたが、むしろ誰でもだからこそ上級者も参加してくる。
初心者大会かと思ったのに全然違った……と、これまた前述したゲーム体験を損なうことに繋がってしまう。
対戦募集と同じようにランクで条件を付けてしまえば、どのような大会なのかすぐに判断できるだろう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今までの話におけるランクやレートは、単純にプレイヤーを順位付けする目的の数字ではありません。
自分がどの程度の実力帯にいるのかを可視化し、近い実力のプレイヤーと対戦しやすく、コミュニケーションをできるためのものだと思います。
ランクがすべてを解決してくれるとは思いませんが、自分はこれぐらい利点があるものだと思っています。もちろん、ランクが出たおかげで別の被害体験が増えることだってあることでしょう。
でもまずは意見を提示することが大事ですし、共有することでまた別の視点から生まれるアイデアも存在してくるかもしれません。
ガンツ先生のところで学んだ卒業生が対戦を続けてもらい、新たなセプターとして定着してこそ新たな風が吹くはず。
動きのない環境のままだと例え上級者でも飽きて辞めてしまい、対戦すら難しいゲームになってしまいかねないことでしょう。
今の時代、面白いゲームがそこかしこにあるからこそ、せっかくカルドセプトビギンズを手に取った人に目を向けていかないといけないのではないでしょうか。
自分は現在Discordでマリオカートワールドのレート戦を参考にいろいろしたいと思っています。
また、別のゲームでも目指せマスター合宿!とかストリーマーの方々に教えてゲームの魅力を伝えたりしてますので、初心者のための月1程度の講習などもしてみようかと思います。実力は備わってはいないけど……。
面白いゲームだからこそ、いろんな方に魅力を伝えていきたいものです。
身体が二つあればいいのになぁ……。
しろくま5日前
こんちは
大きく頷く内容でした。
自分もゲーム体験振り返ったとき、いつも同じくらいの経験・腕前の友人らとわいわい競うのが楽しかったな、と
(特にイビルブラストの件、ブラボーと思いました)。
ただ、自分の体験と大きく環境が異なるのも事実で、だれもかれも初めて格闘ゲームに触れたスト2全盛期と、色々なプレイヤーがいる現代のスト6を同じように語れない難しさがあると思います。
難しいとは思いますが、自分が過去に楽しくワクワクできたような体験を、新しくカルドセプトに触れたプレイヤーの皆さんも体験してくれたら嬉しいですね。